20100920

米葉小屋

8月27日付けの「vernacularのコンポジション」に、大学の同級生からコメントで、「ベーハ小屋」ではないか?とのサジェスチョン。そう思います、S君。

ベーハ小屋という用語を聞いたことはあったが、詳細は知らず。ネット検索してみると、タバコの葉、それもヴァージニア原産の葉を乾燥させる小屋のことだそうで、よって、「米葉」つまりベーハ小屋であるそうだ。名前の響きも良いし、名前の由来も面白い。

われわれ建築設計の専門者は、(日本人だけかな?)...地下室への採光や換気を行うための、多くは地下の屋外スペースをドライエリアと呼ぶ。ちなみに、建築基準法では、そっけなく、「空掘り」とよぶ。

以前、南米生まれの同業者から聞いたが、、「ドライエリア」のその命名は、穀物などもろもろを乾燥させる平場を意味するらしい。

だから、ドライエリアは地下とは限らず、自家製パスタを打って、乾かす中庭をドライエリアと呼ぶそうだ。南米だから、スペイン語かポルトガル語であるから、どんな語感なのだろうか?

先ごろ竣工したARAの中庭を、これから住まわれる方が、その使い方を由来に、独自に命名してくれると嬉しいな、と思う。




20100917

ARA 竣工

神戸市北区のコートハウス竣工。

ご尽力いただいた、数多くの方、深謝いたします。















錦鯉の里_小千谷市