ロマの血を受け継いだとされるトニー・ガトリフのラッチョ・ドロームを今朝、新開地で観れた。YouTubeで時々フルでアップロードされたりするが、字幕が無かったり。
ラッチョ・ドローム。ロマの言葉で、「良い旅を」という意味らしい。
ヨーロッパの中世期から始まるロマの旅路の軌跡を現在に置き換えて、インドのラジャスタンから出立し、エジプトやイスタンブール、東欧を経て、最後はスペインのフラメンコへと繋ぐ。現実の歴史では、彼らの旅路はそのようにリニアではなく、今になってはもうその経路を正確にたどれないほどに、拡散しているという。
こんな風に、長い長い時間を圧縮したこの想像上のロードムービーのあいだずっと、濃厚で汗のにおいのするような音楽とダンスが充満している。
ルーマニアではちゃんとタラフ・ドゥ・ハイドゥークスも出演し、スロバキアではDeepForestがカバーした、アウシュビッツを語るポーランド語のLamentoの元歌を老女が歌う。
新開地ののんびりした界隈にあるパルシネマ。この映画を観るのに最適だった。またお邪魔します。 ありがとう

















































