友人が経営する、芦屋パンタイムが竣工、本日オープン。
昨年末から相談を受け、急ピッチの工事ではあったが、クライアントのスケジュールへの思いやり、工務店さん、業者さんの格別の努力の末、滞りなく本日オープンとなりました。
関係各位 深謝いたします。
ほとんどメディア露出しないパンタイムですが、1店舗のパン屋さんとしては阪神間、神戸を含んでも、破格の人気店。オーナーである友人は非常に気さくで、多くの若い従業員さんがいつも元気にお店を走り回っている。新店舗の設計を相談された時に、「ガレージのような」とオファーされた。正直なところ、最初はわかりづらかったが、たまたま昨年末に訪れたロサンジェルスのマリブやヴェニスビーチの、肩肘張らない、素直な建物であろうと理解した。LAに関する私のブログで書いたような、「普通にカッコイイ」と感じるものにしたかった。もちろん、どこかのだれかの建物に似ていてはいけない。
5,6年前、このパンタイムのオーナーの個人宅を設計した。彼によると、彼の家を見た友人の何人かが、「この家の設計者と新しいパンタイムの設計者は同じ人でしょう?」と聞いたらしい。まったく違う建築だけれど、そんな風に感じてくれる人がいたのは、本当にうれしい。
これからのパンタイムのさらなる発展と充実をこころから祈念いたします。
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