Debno、Sekowa、Orawka、Kwaiatonなどなど。いくつかの木造教会を二日間かけて見て回る。ロシアの影響を受けた様式の教会群は、ルーマニアからポーランド、スロヴェキアにまたがって残っていると聞いた。決して大きなものではなく、ものすごい施工技術で作られているわけでもない。今も地元の大工さんが細々とメンテしている感じ。釘を面打ちしたところなどたくさん。ちょっと素人っぽい造りではある。
けれど、すばらしいヴォリューム感覚を感じるいくつかの教会、何時間でも見ていられそうな祭壇画。時折訪れる観光客や短い礼拝に訪れる地元のおじさん、おばさん。
どの教会も地元の人々から愛されているのが良くわかる。UNESCOの予算がついて駐車場整備をしているところなどもあったが、そこは逆に興ざめであった。
小さな村にひとつずつ。低い塀で囲まれた教会の敷地内にはたくさんの墓石が並び、その村で生まれ、そして死んでいった人たちだろう彼らが教会の横に眠る。
0 件のコメント:
コメントを投稿