2013年にポーランド南東部にあるいくつかの木造教会を尋ねようとkrakowでレンタカーを借りた。ハーツレンタカーで「ウクライナに入国しないこと」と誓約書を書かされた。手続きしてくれたお兄さんに理由を尋ねると、警察の腐敗がひどいから、もし事故を起こしたら、ウクライナ語かロシア語に堪能でない限り、法外な賄賂を要求され、もちろんクルマの修理代もポーランドの数倍取られるから、と言っていた。
けれど、ウクライナはそれから大統領が代わり、今のゼレンスキー氏に代わって国民の大多数が必死で公平な社会を作ろうとしている最中であると思う。前近代ままのロシア政府に再度牛耳られるような社会への逆戻りなどまっぴらだろう。なんとか、早く収まってほしい。
写真はウクライナ国境から20kmほどに位置するsanokという小さな町の民族学博物館。ロシアイコンの豊かな収集があると聞いて、イコン好きの身として、立ち寄った場所。こんなに多数のイコンを見れることなど、日本の企画展ではまずありえない。本当に楽しめた。
このsanokにも、今はウクライナから避難してきた人々がいるのだろうな。この美術館に隣接する小さな広場を思い出す。
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