20260111

海から開かれた集落_上五島





上五島の焼崎というこの小さな集落にたどり着くには、道路端に小さな落石がそこかしこにばらまかれたような、幅員に余裕のない曲がりくねった山道をレンタカーで延々と走る。離合に手間取るような狭い道だが、一時間以上走る間にすれ違うのはせいぜい数台。

この小さな集落は今でこそクルマで訪ねることができるが、以前は船が唯一の交通手段であって、船でしか行き来できなかった、五島列島に散在するそんな集落のひとつ。

喧騒から離れに離れた、私にとっては夢のなかにだけ存在するような場所。とても静かできれいな湾。

神戸から長崎へ飛んで、バスで佐世保へ向かい、そこからフェリーで上五島。そして、その翌日にレンタカーを借りてやっとのことたどりつく。こんなにも遠いところなのだけれど、ここの静かな海を思い出すと、またいつか、と呼ばれているような気さえする。



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東北の造り酒屋

東北に今も残る木造の造り酒屋の建物は、重厚なものが多い。積雪の重量に耐えながら、屋根下の作業空間を大きなスパンで飛ばすのだから、勢いしっかりしたものが造られ、地元の名士である誇りももちろん手伝って、これからも維持されていくのだろう。 両関酒造 湯沢_秋田