20260805

ラッチョ・ドローム




 

ロマの血を受け継いだとされるトニー・ガトリフのラッチョ・ドロームを今朝、新開地で観れた。YouTubeで時々フルでアップロードされたりするが、字幕が無かったり。

ラッチョ・ドローム。ロマの言葉で、「良い旅を」という意味らしい。

ヨーロッパの中世期から始まるロマの旅路の軌跡を現在に置き換えて、インドのラジャスタンから出立し、エジプトやイスタンブール、東欧を経て、最後はスペインのフラメンコへと繋ぐ。現実の歴史では、彼らの旅路はそのようにリニアではなく、今になってはもうその経路を正確にたどれないほどに、拡散しているという。

こんな風に、長い長い時間を圧縮したこの想像上のロードムービーのあいだずっと、濃厚で汗のにおいのするような音楽とダンスが充満している。

ルーマニアではちゃんとタラフ・ドゥ・ハイドゥークスも出演し、スロバキアではDeepForestがカバーした、アウシュビッツを語るポーランド語のLamentoの元歌を老女が歌う。

新開地ののんびりした界隈にあるパルシネマ。この映画を観るのに最適だった。またお邪魔します。 ありがとう

 





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